以前このブログでは、1級電気工事施工管理技士を独学で取得に向けた勉強法(学科編)、1級電気工事施工管理技士を独学で取得に向けた勉強法(実地編)を取り上げました。
1級電気工事施工管理技士は建設業や電気工事業では欠かすことが出来ない、取得することで就職・転職・自身のキャリアアップに活かせることが出来る国家資格です。
1級電気工事施工管理技士は学科、実地の各試験の最終合格率を計算するとほぼ25%ぐらいで、受験者の4人に1人しか合格できない難易度となっており、なかなかハードルが高い資格であると言えます。
1級電気工事施工管理技士を目指す人の多くは仕事に就いている方が大半で、仕事と勉強の両立した上で取得を目指す必要があります。
まして独学で取得を目指すとなるとなかなか難しく、地域開発研究所をはじめとした通学の講習会を受講される方も多いのではないでしょうか?
しかし、通学の講習会では開催日が決まっており社会人では仕事のスケジュールを空けることが難しく時間が取れず受講が出来ないという事がよくあると思います。
時間がない社会人だけど1級電気工事施工管理技士は効率よく取得したい。
そういった方にオススメしたいのが通信教育の1級電気工事施工管理技士講座です。
今回は、「現場・技術系資格を最短距離で合格へ」を合言葉に技術系資格の通信講座を展開しているSATの「1級電気工事施工管理技士講座筆記」、「1級電気工事施工管理技士講座実地」の教材を入手しましたので各講座をレビューします。
Contents
SAT 1級電気工事施工管理技士をオススメする理由
SATの1級電気工事施工管理技士講座をオススメする理由は次の6点です。
- SATの1級電気工事施工管理技士講座のテキストは他社の講座のように市販のテキストではなく、無駄を極力排除した合格できるテキスト構成になっていること
- EラーニングやDVDの動画で電気工事施工管理技士の合格に必要な膨大な知識を効率よく学ぶことが出来ること
- 全ての受講生はEラーニングシステムから簡単に質問でき、学習の中で起こった疑問点を解決できるサポートを行っていること
- EラーニングシステムでPC、スマートフォン、タブレットといった端末を使い、問題に取り組むことでスキマ時間を有効活用して学習することが出来ること
- 原田メソッドでモチベーションをアップした学習が進められること
- SAT独自のトリプル保証で30日間返金保証、破損不具合DVD保証、不合格時サポート期間延長サービスが得られること
この中で、受講者の心強いサポートとなると思うのがEラーニングシステムを使って学習で起こった疑問点の質問に答えてくれるサービスです。
こちらの講座では10回まで質問可能であり、学習そのものとは関連がない次のような相談にも乗ってくれるのが素晴らしいと思います。
- 計画していたよりも学習が遅れてきた
- 問題が解けない
- 仕事と勉強の両立が難しくなってきた
- 試験が近づくと不安になってきた
このサービスは不合格時、不合格通知書を提示することで質問回数が初期状態にリセットされるので、残念ながら力及ばず不合格という時も安心して再チャレンジ出来ます。
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SAT 1級電気工事施工管理技士講座のテキストとEラーニング動画の特徴
SAT 1級電気工事施工管理技士講座(学科)テキストの特徴
SAT 1級電気工事施工管理技士講座(学科)のテキストの特徴は次の5点です。
- 講師の石原先生が無駄を極力排除し、合格できるテキスト構成になっている
- テキストはフルカラーで見やすい構成になっていること
- 重要項目が赤字で明示されており、覚える部分が分かりやすくなっている
- 電気工事施工管理の学習の分野でイメージしにくい構造などを図説されており理解しやすい
- ポイントというコラムがあり、語呂合わせなど覚えやすい工夫がされている
- 各項目の最後に過去問題があり、学習の進捗の確認ができる
一般的な1級電気工事施工管理技士講座のテキストは地域開発研究所の電気工事施工管理技術テキストを使った講座が多く、そのページ数は膨大で1級電気工事施工管理技士の試験範囲の広さを示していると思います。
そんな中、SATの1級電気工事施工管理技士講座のテキストはオリジナルのテキストになっており写真の通り、地域開発研究所の電気工事施工管理技術テキストと比較してその厚みの差が分かると思います。
電気工事施工管理の学習の範囲でイメージしにくい発電所や水車といったものの構造が図で解説されているので分かりやすいです。
SAT 1級電気工事施工管理技士講座(実地)テキストの特徴
SAT 1級電気工事施工管理技士講座(実地)のテキストの特徴は次の4点です。
- オリジナルで作成されたテキストはフルカラーで見やすい構成になっていること
- 施工経験記述の要点が的確にまとめられており、これを元に論文を作成することで実際の試験で回答する施工経験記述の完成に近づくことができること
- 分かりづらいネットワーク工程表の仕組みが解説されており、これを読むことで理解することが出来ること
- 技術的な内容の用語説明に必要な要点の用語が上げられており、そこから回答に繋げることが出来ること
地域開発研究所などの講習会では市販の地域開発研究所のテキストが使われることが多く、SATのオリジナルテキストはボリュームで比較しても1/10ぐらいと言っても過言ではないです
そのテキストの薄さで的確に要点がまとめられており、eラーニングとの併用で筆記試験の合格発表から実地試験までの間で十分試験対策が出来ると思います
SAT 1級電気工事施工管理技士のEラーニング動画の特徴
SAT 1級電気工事施工管理技士のEラーニング動画の特徴は次の5点です
- x1.5倍速、x2倍速の早送り再生が可能で便利
- 講師の石原先生は語呂合わせなどを上げたり、頻出箇所を指摘したりと分かりやすい工夫をしている
- PCでの動画視聴ではピクチャー・イン・ピクチャー機能で他の作業をしながら動画を視聴出来、スキマ時間を有効活用できる
- しおり機能があり、もう一度見たい部分を保存して後からいつでも見なおせる
- MP3形式の音声ダウンロードが可能でスマホや音楽端末などを有効活用できる
この中では、早送り再生が可能だというのが便利で良かったです。
個人的にはx1.5倍速ぐらいで聞いていくと学習のイメージがしやすく、効率的でした。
講師の石原先生は分かりやすく講義を行ってくれており、語呂合わせや覚え方のポイントなど学習しやすく工夫されている印象を持ちました。
また、実地では施工経験記述に次ぐ配点とされるネットワーク工程表について丁寧に説明していて、これを見ればほぼネットワーク工程表については得点できるようになるのではないでしょうか?
1級電気工事施工管理技士の実地試験で重要な施工経験記述の添削もやってくれます
1級電気工事施工管理の実地試験では最重要項目と言えるのが施工経験記述です
この施工経験記述はどういった視点で電気工事の経験を書いていったらよいかのポイントがテキストに分かりやすく明示されており、これを参考に論文を書いていくと良いと思います
SATの1級電気工事施工管理技士実地講座では施工経験記述の添削もお任せです
施工経験記述の添削サービスは地域開発研究所の講習会では早期特典となっており、期間を逃すと受けることが出来なかったり他社の通信講座では有料となっていることが多いです
そんな中で、SATの1級電気工事施工管理技士実地講座では標準で添削サービスが付いてくるので受講者にとっては大きなポイントになるのではないでしょうか?
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SAT 1級電気工事施工管理技士講座のオススメの学習方法
SAT 1級電気工事施工管理技士講座を受講する場合のオススメの学習方法は次の通りです
1級電気工事施工管理技士(学科)講座の場合
- テキストを読みながらeラーニング(DVD)の解説を聞き知識の定着を図る
- 分からないところや見直したいところを2回目は知識の確認の意味でeラーニングのx1.5倍速で解説を聞き知識の確認を図る
- 並行して過去問題(4年分)をやり、eラーニング(DVD)で解説を聞いて確認し、これを3回繰り返す
1級電気工事施工管理技士(実地)講座の場合
- 実地試験はテキストを読みながらeラーニング(DVD)の解説を聞き知識の定着を図る
- テキストの経験記述の項目を読みながらeラーニング(DVD)の解説を聞き、論文を完成させる
- 施工経験記述が完成したらSATに論文を提出し、添削サービスを受ける
- 施工経験記述の添削が返送されてきたら、それを元に本番用の施工経験記述を完成させる
- 並行して、eラーニング(DVD)でネットワーク工程表、技術的な内容(用語解説)、法規を学習する
これらのeラーニングの動画をPC、スマホ、タブレットなどでスキマ時間を有効活用すれば、更に効率的に学習を進めていくことが出来ると思います。
1級電気工事施工管理技士の学習は通学か通信講座か?
一般的に、1級電気工事施工管理技士の通学講座を受講する方は地域開発研究所の通学講座を受講する方が多いのではないでしょうか?
地域開発研究所の通学講座、学科はCコース(4日間)、実地は施工経験記述の早期特典ありの講座で比較してみました
地域開発研究所の通学講座とSATの通信講座を比較してみました
地域開発研究所(テキスト代含)で税抜きに計算してあります
価格は学科はSATの方が安く、実地は地域開発研究所の方が安いです
学科講座に関しては地域開発研究所の講習会はアンダーラインを引くのが主体で、講義を聞くというよりは重要項目をアンダーラインするということが目的みたいなところがあります
その点、SATのテキストは重要項目を赤字で明示されているので講義に集中出来、知識の定着を図ることが出来ると思います
実地講座に関しては地域開発研究所の講習会は1日で講義を詰め込む形式になっているので比較が難しいです
なんと言ってもSATはeラーニング動画で講義を受けることが出来るので何度でも自分の時間で講義を視聴可能ということが大きいと思います
地域開発研究所は学科試験の実力テストがオプションになっているのが地味に大きいと思います、実力テストのために1日予定を空けるのは社会人には厳しいのではないでしょうか?
また、実地試験では最重要項目である施工経験記述の添削サービスが早期特典(地域開発研究所)か標準(SAT)かという部分が最も大きく、SATをオススメできるポイントです
SATとは?
技術系・現場系を専門とした通信教育会社として2013年に法人化された会社です
技術系の国家資格対策教材は他分野に比べて遅れていて、これには次の3つの理由があり
- 技術系講師の絶対数の不足
- テキストが受講者の視点に立っていない
- 講師の待遇が悪く、アンケート結果によるフィードバックもされていない
また、書籍を読んでいるだけの独学と変わらない通信教育や高価な講習会といったものも多く、この状況を改善したいという理念があり
教材を必要とするすべての人に最高の教材を提供することを目標とする会社です
会社名 | SAT株式会社 |
所在地 |
〒564-0051 大阪府吹田市豊津町9-1 パシフィックマークス江坂18階 |
事業内容 | 各種資格の教材作成・販売 資格対策講習会の開催 e-ラーニングコンテンツの作成 |
URL | https://www.sat-co.info/ |
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まとめ
SATの1級電気工事施工管理技士講座を受講することで次のようなメリットがあります
- 分厚いテキストを読む必要がなくコンパクトにまとまったテキストで効率的に学習できる
- eラーニング動画を活用することで自分の時間で自由に学習を進められる
- 過去問題、精度の高い予想問題をこなすことで合格に近づくことが出来る
- 実地試験のキモである施工経験記述添削サービスを利用することで合格に近づくことが出来る
- 学習で迷いが生じた際に質問サービスを利用することで心強いサポートが得られる
社会人は独学で1級電気工事施工管理技士を取得するのはなかなか大変だと思いますが、その大変な部分を力強くサポートしてくれます
効率的に合格を目指すことが出来るという1級電気工事施工管理技士講座を改めてオススメしたいです
この記事がSATの1級電気工事施工管理技士講座を受講しようか迷っている方の参考になれば嬉しいです